むかしむかし…といっても14年前じゃがのう…
タイトループという雑誌があってのう…
それはそれはとんがったコンセプトとデザインのエッジの効いたフライフィッシング専門誌があったんじゃ…。
リニューアルしてすぐ無くなってしまったんじゃが…。
バブルの余韻の残るころ。アウトドアブームの真っただ中。
出版業もイケイケのころか。
別冊つり人。つり人社から月刊フライフィッシャーとは別に、というかより海外やエキスパート向けに特化したコンセプトで発刊されていたタイトループ。
いくぶん読者も置いてきぼりになりそうな雰囲気もあるこの雑誌。何冊か購入したうち、いま手元にあるのは最後の2冊。このかっこいいロゴになったあとの最後の2冊。
フォントが少し昔っぽいけど、とんがったデザイン。
文字組はエディトリアルディレクターの大御所 岡本一宣氏の影響を強く受けていると見えます。かっこいい。
メリハリの効いたデザイン。
大胆かつ緊張感のある文字組。
おお、これはいまもフライボックスに入っててまだ魚釣ったことのない…えーと、なんだっけ
ああそうそうカリフォルニアコーチマン・ウルフ(オパールバンド)。
巻くのが超面倒くさそうなリアリスティックフライ。人間は騙せても魚はどうなん?
というか重さとかさ、水面との絡み方とか大丈夫なんかな。
進化するホッパー(小特集)
ようやく本題に入ります。進化するホッパー特集!
カマドウマフライのヒントはあるのか!
まるでプラスチック製のようなポンツーンホッパー。
ヘッドはコルク(だけどこの作例ではフォーム材)、ボディはターキーやグースクイルの根元を染色したもの。バッタの後脚の太いところが上手く表現されてます。
昆虫図鑑のようなレイアウト。この辺はかなりクラシック。
このレッグはラウンドラバー。なるほど、その手があったか。パーマークにあったかな。
このホッパーの後脚はポリヤーンと30lbのダクロン。ほうほう!
でたよ!ビル・ローガン氏のホッパー!パーツが多くてとても巻けないよ!
アブドメンの色によっても釣果が違うことがある。
伝統的なホッパーに比べるとビル・ローガン氏のホッパーは見事に「マルタ」浮きだ。
40行程もあるフライなんて巻けないよ!とはいえパーツをまとめて仕込んでおけば1本あたり10分で組めるみたい。スゲー!
これがビッグ・シークレット・ホッパーだ!
太ももをフォーム材で作るアイデアは参考になりそうだ。
アマゾンには旧ロゴのタイトループがあった。
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