【釣り】竿作りは粗削り工程へ。テーパーがついたよ【竿作り】

2023/01/04

フライフィッシング ロッドビルディング

t f B! P L

 正月休みももう終わり。ずっと先延ばしにしていた「粗削り」を実行した。

 前回までのあらすじ

EverRodの工房でマシンカットによる荒削り(これでトンキンはテーパーのついていない三角柱となった)のあと火入れを行った。プレーニングフォームとカンナとデプスゲージを借りてきた。


さてやりますか

デプスゲージで溝の深さを測る。この溝ができてる金属の塊は「ギャリソン・テーパー・アジャスタブル・プレーニングフォーム」が正式名称とのこと。

A面がバット部で、B面がティップ部なんだって。今知った。
なんとなくそうなのかなと思ってたんだけど。
どうりで溝の幅の設定に時間がかかりすぎると思ったんだ。
バインディングされていた紐を取り去ってからの
スタンレーで火入れされたスプリットケーンを削るわけである。
色々めんどくさそうで先延ばしにしてきたが、いつまでもそうしてられない。
だってフライも巻かないといけないんだから。

プレーニングフォームはギチギチに絞めるべきなのかそうでないのかわからないまま工程を進める。
あとで聞いたら、ぎちぎちに絞めるのはよくないとのこと。

竹のエッジで左手の指を切った。右手の人差し指の爪の間に竹の繊維が突き刺さった。
あとバット部のうちの1本を、削っちゃいけない表皮部分をうっかり削ってしまった(2回ほど)。あちゃー!
しかしこの辺は竹の削り工程あるあるである。
指に関しては指サックかいいらしいとE原さんから聞きました。

ほかにデプスゲージを床に落っことしてしまうっていうあるあるもあるようだが、こちらはめっちゃ気をつけておったので無事だった。
おお
すっごい削りカスが出た。

削りかすの残りはすべてロボット掃除機(Ankerの家電部門はeufy 2.5万くらいで購入した去年の「買って良かったもの」だ。

削り終わって、強く握りすぎたのか手のひらがひどく疲れたし、まめみたいのもできてた。きっと本当は手のひらに体重乗せてぐいって押すんだろうね。手の力に頼って削っていたのだろう。あと結構プレーニングフォーム自体、それからプレーニングフォームに載せたスプリットケーンもずれてくるんだけど、どうやらずれないようにする技が存在するらしい。ふーむ。

正月休みが終わりってことで


そうそう、1月3日は10キロ走ったり(5週連続 オフシーズンで6ラン目)

叔父からもらった妙丹柿を食ったりしていた。



頂き物の鮭カマでも食っちゃうか。
丈を削る前に仕込んだ千枚漬け。この赤みのある大根は叔父からもらったものだ。
いまの「竹鶴」を作った石川杜氏(酒ゴジラ)の新しい挑戦は茨城の「月の井」。
開けてから2週間経ってだいぶ落ち着いてきた。アチチ燗でしみじみうまい。




フライ回収棒研究所

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