私も最近朝活とか言ってフライを朝巻いてたりしますが(今日で二日目)
フライなんてのは簡単に巻けるシンプルな方がいいんですよ。
ということを島崎憲司郎さんもおっしゃってました。
【釣り】フライフィッシングファンミーティング FFFM 2015 イベントリポート島崎憲司郎さん編
(シマザキフライは面倒くさそうって言ってる人がいたって聞いたことあるんですが、アグリーニンフ、アイカザイム、スタックサリー、各種マシュマロフライをみてから言って欲しい。むしろこっちがシマザキフライの真骨頂だから!←個人的な意見です)
忙しい人はジャンル絞ってフライを巻こう
フライタイイングったって、いろんな虫がいていろんなパターンがるから何巻いていいかわからないって人も多いと思います。
とりあえず、新潟の釣り上がりの人向けに記事書きます。
これが鬼怒川とか渡良瀬川の人だったらまた違いますよね。
アカマダラとかエラブタマダラとかしっかり巻いとかないといけないですもんね。
ここはライズはたまに見かける程度で、魚がいそうなところにパシパシと効率よくフライを投げて釣り上がりする人に向けてのフライチョイス。
アグリーニンフとムアヘンパラシュートだ!こいつら効くんだぜ!
いやいや違う、そうじゃ、そうじゃない。この記事の主題はそこじゃないんだ。
まずは水生昆虫アルバムを見てくれ
ハッチコードという概念よ。
半沈フライはだいたいBF1のツルシなんだ。
水面ぺったりはBF2のマルタ、BF11のハネオチあたり
ハイフロートはBF7のヤグラなんだ。
魚の見え方の演出法よ。
水生昆虫アルバム持ってないならすぐに注文しよう。近くの釣具屋においてあるかい?なければフライの雑誌社の直販かアマゾンで大丈夫だ。
ライズ狙いだとこのBFコード意識して各ステージを巻いてく必要あるけど、釣り上がりならそこまで複雑に考えなくともなんとかなる。なんとかならなかったら諦めて帰ろう。
例えばカワゲラ
- 半沈パラシュートトビケラ(フローティングニンフもに指揮して)
- イエローサリー(水面ぺったり)
- スタックサリー(ハイフロート)
な!この3種類あったらカワゲラがチラチラ飛んでる時のフライチョイス十分でしょ。
カワゲラってあれよ、この時期よく見かけると思うんだけど飛ぶのがあんまりうまくない翅が枚の虫だ。
ひとまずは水面ぺったりで様子を見ると。
反応が乏しい時は半沈で。
出るけど乗らない時はハイフロートを試そう。
これでダメなら虫チョイス、大きさをうたがおう。
色選択は最後で良いが、恋色と薄い色あればなんとかなるだろう。茶色と黄色だ。
メイフライのフライチョイスは
メイフライは知ってるよなあ!カゲロウだ。まとまった羽化(ハッチ)に当たるといいなあ!
写真左から
- クリップルダン(あるいはフローティングニンフ)(半沈)
- ヘアウイングダン、バックファイヤーダン(あるいはパラシュートフライ)(水面ぺったり)
- アイカザイム(ハイフロート)
コカゲロウ(ベイティス)やマダラカゲロウ類はこの3軸で考えよう。ヒラタカゲロウ類は水中羽化なのでちょっと違うけど。
個人的に半沈フライのスパークルダンはあんまり効いたことない。
あとパラシュートフライは厳密に水面ぺったりと言えない状況もある。それよりはバックファイヤーダン、DD、スペントが本来のハネオチかと。
トビケラは
トビケラってのはカディスだ。蛾みたいな虫だ。上を見上げると木の葉っぱの裏に小さいのがくっついている時があるはずだ。
左から
- マシュマロピューパ(半沈)
- Xカディス、M&D(マシュマロ&ディアヘア)(水面ぺったり)
- エルクヘアカディス(あるいはCDCカディス)(ハイフロート)
魚のロケットライズを見かけたら7割くらいカディスがハッチしている。
残りの3割はオドリバエ だと思って良い。オドリバエ フライについてはこの記事では触れないでおく。
個人的にXカディスには超お世話になっている。
XカディスのXはミッフィーの口の形なんだ。酔っているから適当に書いている。
な!この3軸でフライを考えれば釣り上がりフライは大体網羅できるんじゃね?
そうじゃないのもある
エルモンとかモンカゲとかヒゲナガとかはもう個別に考えなくちゃいけないけど、新潟だとその辺はたまに出会うくらいなのでまた別の話よね。
ついでに
今フライフィッシングってエントリーユーザーが少なくなっていますよね。でもルアーの人なんかに聞くと興味がないわけではないらしいです。でもなんかめんどくさそうで二の足踏んでいるんだとか。
だれだ、フライフィッシングをめんどくさいものにしてしまったのは。
そういうわけで、フライフィッシングは奥が深いけれども(そこも魅力であるけども)、気軽に始められるしちょっとだけ覚えれば十分釣りになりますよということを全力で伝えていければなと。
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