【釣り】梅雨明け日帰り源流釣行はヤマメイワナ混生の渓【釣行記】

2018/07/16

フライフィッシング 源流釣行 新潟 釣行記

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梅雨明けしたので日帰り源流釣行に行って来ました。
すみませんこの記事長いです。

この川、車止めから上はヤマメイワナ混生、一つ目の滝の上はイワナのみで2つ目の滝が魚止めなんだとか。
一つ目の滝まではギリギリ日帰り圏内。


ジムニーに乗っている頃からずっと通っている、いわばホームリバーみたいなところ。
少しづつ距離を伸ばして滝までは2回行ったかな。
今日はその手前まで。iPhoneのヘルスケアで見たら片道七キロちょい(圏外なので誤差は多少あるかも)。


入渓してしばらくはそれほど魚影が濃くないので、40分くらい杣道を歩きます。
上の写真は帰りに撮ったものですが、今年の杣道はより不明瞭なところが増えて来た感じ。ってことは入渓してる人減っているのかなあ。
まあ、そんなでかい魚が釣れる川でもないしね。

カワゲラのシャック。
ってことは今年もあのフライが効くのかな。
去年は40匹釣ったんでした。
今年はどうかね。

いきなりヤマメ

40分の杣道終えて、雨具を脱いで一休みしてから入渓。
夜露でびしょびしょになるので雨具あったほうがいいです。

入渓してすぐフライに反応があり!
ただそっとフライを食ってくるイワナにうまく対応できずすっぽ抜けを数回繰り返し、

1匹目はヤマメでした。

7寸あるかな。

活性高いと出るねここからっていうポイント。

オレンジフロスボディのヘアウイングダン。
ちょっと小さめ。

2匹目はイワナ

手前で出たんだっけな。雰囲気ある写真になってた。

これも同じフライ。


3匹目。ちびっこイワナ釣れた。
ああここもよく出るよね。

フライをちょっと大きめ12番相当にしたらさらに出が良くなったような。

クモの巣半端ないって

こうしてあたりフライを見つけて投げた流れと流れの間の鏡部分。
でかいイワナがぐわっと浮上してバフンとフライを食った!
すかさず合わせ入れると、「フッ」とテンションがなくなった。
アワセ切れ。
蜘蛛の巣でティペット痛んでたんだと思い。
蜘蛛の巣半端ない。蜘蛛の巣半端ないってー!

気を取り直して
木の枝が覆いかぶさっているラン。
ここはわりとヤマメがついているところ。8寸は期待できそう。
下流からそろそろと近づいてロールキャスト。
バグッと出たー!
すかさずアワセくれるとぐぐぐーっと重量感。
プツンとティペット切れ。

フロロの6Xも、蜘蛛の巣にかかるとあっけないものだ。

フライ連続ロスト。
この12番のヘアウイングダン、あと2つしかなくなってピンチ。

まあ無くなったら無くなったで、そのとき考えましょう。

4匹目イワナ

わりとセコ場所

ヘアウイングダン。

6匹目イワナ

魚の活性自体は悪くないですね。

ヘアウイングダン。


7匹目イワナ
ここはもうちょっとでかいのでてほしいなあ。

ヘアウイングダン。

3番のグラスロッドが源流にちょうどよかった


8匹目ヤマメ
 EPICの3番ロッドとともに。
源流釣行にグラスロッド持っていくのはもちろん初めてですが、
これはいいですね。
トルクを生かしてロールキャスト一発でポイントに入れることができました。
バンブーロッドでもできるとは思いますけど、グラスロッドは丈夫なので安心感がありますしね。
流れが早いところで8寸クラスかけると魚とのやりとりが面白いです(4番と比較して)。流れに乗ってぐわっと下流に下ったりするのがスリリング!

リリース。

いかにもな流れ。


ミヤマクワガタ拾った

!?
おや君は

ミヤマクワガタか。

かっこいいなー。子供の頃の憧れでした。
大人になると、コクワガタ、ノコギリ、オオクワ、ノコギリ
それぞれでかっこよさ感じますけどもねー。

ひとやすみ

もしカワゲラ食ってんならスティミュレイターにも食ってくるかなと思いましたけども
まったくこず。ジャイアントストーンは出ていないのかな。

こんな渓でした。

川原はあったりなかったり。
ここは15時過ぎには魚が出て来てくれるんだけどな。

リスタート


9匹目のイワナ
流れの奥の岩盤すれすれから

やはりこのフライだ。去年に続き、梅雨明け前後によく効くフライです。


10匹目。ツ抜けイワナ。

やはりこれ
ここはイワナしか出たことないところ。


11匹目イワナ。お腹のオレンジ。

A面。
手前だったか奥だったかの流れ

効きすぎちゃって困る!(困ってない)


ヘルクヘアカディスではダメなのか問題

しかし、このヘアウイングダンだったら、エルクヘアカディスでも釣れるんじゃないの?
確かにね。
ヘアウイングダンのタマ数も少なくなって来てますんで、エルクヘアカディスが効くなら願ったりですね。

使ってみると
早速アタック(フライをくわえなかった)。
なんか起こっているの?って激しい出方。

水生昆虫アルバムにあるハッチコードに当てはめると
エルクヘアカディスはヤグラ。ハックルで水面にしっかり浮く感じ。
かたやヘアウイングダンはボディがべったり水面に。
バッタ浮き。あるいはマルタ。

きましたよ。12匹目。
これはヘアウイングダンを無視した流れで

試しに投げたエルクヘアカディスに

でたんです。

さらに
13匹目。
きょうはそんな数釣りするつもりもなく。できればでかいの出ればいいなと思ってたんですが
ここもでかいの来いよう。
いいじゃないかエルクヘアカディス。

べったり浮くヘアウイングダンに対して魚はヌゥッと出て来てゆっくり食ってくることが多かったですが、エルクヘアカディスには鋭いアタックが多かったですね。
ハックルが空気を抱いたりして、水面下からはギラついて見えるせいかなと思ってました。
エルクヘアカディスの方が魚にとって情報量が多めというかノイズが多めというか。
この日はマルタ浮きのようなただただぽっかり浮いたほうが効果的だったかも。

個人的に魚の出方としてはヘアウイングダンの方が好み。

14匹イワナ。

昔は出るけど釣れないなあ、なんて思ってたんですけどもね、この時期のこの辺りの区間。
アプローチとフライ選択ですよね。やっぱり。15年くらい通ったら掴めますよね。


あ、これはヘアウイングダンだった。
ここぞというランにはこのフライを投げたかった。

15匹目イワナ。
ここね。

エルクヘアカディス。

たまにマシュマロアントを流しますが、無視。
まだ7月初旬。アントはもうちょい先か。


こういう写真撮ってる時って魚の出が悪くなった時。
ここのプールはまえにでかいのがパラシュートフライに猛然とアタックしたけど見切られたことがあったところだ。
あれ以来アタック来ないけど。時期の問題かな。


16匹目イワナ。

もうだいぶ上流に来たよ。
いいのが出たらもう帰ろうかなっていうマインド。

エルクヘアカディス。

17匹目イワナ
エルクヘアカディスで

セコ場所だ。

帰り時間を気にしながら

静かに食って来たイワナ18匹目。アワセたらすごい重量感。
そのまま流れをぐんぐん下って15メートルくらい走らされた。
久しぶりのヒキガエル。

手前か奥かどっちかから出たよ。

イワナが食ったエルクヘアカディスは塗るが強くついてしまう。

19匹目イワナは

エルクヘアカディス。

このランの下流部から食って来て右の大岩のえぐれに潜るんですよ。
この上流まだ出るかも知れんとフライを流すと

またキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
「待ってたぜェ!!この瞬間(とき)をよぉ!!」


えっと、9寸くらいかな。
20匹目イワナ。

リリース。
エルクヘアカディス。

おんなじポイント。
ちょっと上流側から。半歩歩いてすぐ釣れる。
ここは桃源郷かな。


21匹目イワナ。


ここはセコ場所

エルクヘアカディス。
これエルクヘアをつけすぎて後から間引いたタイプ。

22匹目イワナ。これも引いた。
目の上の青みがキレイ。

ヘアウイングダン。

ここは100%ついてるところ。
釣れた記憶はあまりなかったけども。

そろそろヤマメが釣りたいなあ。
というのもこの渓、ヤマメ主体からイワナばっかりになって
ところどころ混生の区間、イワナばかりの区間を経て
滝に近づいてくるとでまたヤマメがやや濃くなるんですよね。不思議。

まえも7寸ヤマメ出したことのある区間にて
投げたフライにバグっと出たよ。
「待ってたぜェ!!この瞬間(とき)をよぉ!!」
(本日2回目)

目の前を下っていく魚体の背中は黒っぽい。
イワナかなーなんて思いながら一つ二つと流れを下ってネット・イン。

ヤマメでしたわ。23匹目。
そんで横っ腹にスレがかり。

この川のヤマメは色白きれいなタイプと、この魚のように黒ずんでくるたいぷとあります。
でかくなるのは後者が多いかな。


イワナに追いやられてうごかなくなって色素が沈着するんでしょうかね。それとも遺伝的なものなのか。
いや、なかなか味がありますよ。


ここね。奥の左、岩の脇から。
この渓の上流に行くほどヤマメは大胆になるね。

ここぞというときのヘアウイングダン。
何が効いているんだろう。カワゲラそんな出てたのか?


改めて、岩の右から。

24匹目ラストイワナ。

わかりにくいけどヘアウイングダン。

もしかするとエルクヘアの方が魚の反応は得られるかも知れないですが、
出るけど乗らないことも多いので、
この時期のこの川で使うならヘアウイングダンを主軸にローテを考えるべき。
効くサイズは12番。

気づいてくれるサイズがこのくらい。14番だと反応が減ると感じました。

ここね。
さらにもうちょい釣果を重ねようと上流に向かいましたが反応なし。

面舵いっぱーい。ここで15時15分。

帰りは3時間

帰りがきついんですよねー。日暮れまでの時間との戦い。
15年くらい前は川に沿って杣道がまあまあ整備されていたんですよ。
川通しで帰るより土の地面歩いた方が速いですし、疲労度も少ないんですよね。

これって漁協の高齢化の影響なのかなー。

アミノ系ゼリー飲料。
1時間づつ歩いて途中途中で摂取したい。
まだ30分しか歩いてませんよ。はあはあもう休憩。
アミノ酸補給!

もう夏の空だ。まあ夏だしね。

30分歩いて休憩とは。もうちょっと頑張ろう。

1時間歩いて休憩。はあはあはあ。
だいぶ頑張った。

はあはあ。陽がだいぶ傾いて来ました。
疲労の原因の一つに、カメラが重いってのはありますよね。
でもこれは無くせない。
リュック背負ってそっちにカメラ突っ込めばまた違いますかね。
昔持ってましたけどもPatagoniaのパックベストみたいなやつがあればいいんですかね。
ただなんとなくバーティカルポケットが馴染めなかったんですよねー。

いやしかし、釣りのスタイルも変わって来てるし、また検討しようかな。ヘツったりするにはバーティカルポケットの方が向いてますもんね。


VAAM補給。

蜘蛛の巣についてるこれは?


ホッパーか。
ヘアウイングダンが効くのはホッパーの浮き方に近いから(バッタだけに)ってのも多少はあるかもね。

川通しで歩いてて、もうすぐ杣道に戻るぞってあたりで急に膝が上がらなくなって来て、
「あ、これアミノ酸切れたかな」って。

ヘロヘロになって車まで戻りましたわ。
後10年くらいはここまでの日帰り釣行できるように体力キープしておきたい。






フライ回収棒研究所

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