【釣り】シナモンカディスときどきエルモン、遠征してガイドを務めてきた【釣行記】

2021/04/25

釣行記

t f B! P L

五角中空が特徴のバンブーロッド、EverRodのビルダーであるE原氏を私の馴染みの隣県リバーをガイドしてきました。

荏原さんが見事釣り上げたこの魚、ファイト中全くローリングしなかったそうだがいったいナニマスなんだ!?

IKEA効果

この川は、私が山渓が出してた渓流ガイド本から見つけてから結構通ってる川。
震災の年とコロナ緊急事態宣言出てた去年は来なかったけど。

いいと時もあればさっぱりな時もある。まあ虫のハッチ次第でどうなるかよくわからないけど虫は結構いるって川。だいたいGW前半に来てる。いい時は後半にも来たり、あるいは車中泊して2日連続でやったりする。

イケア効果(IKEA effect)とは、自分が作ったものや関与したプロジェクトに対して、その価値を過大評価する心理効果のこと。人は手間をかけることで思いや愛着が強まり、自分のみならず他人にとっても高い価値を持つものと錯覚する効果がある。

自分が全面的に関与したり、うまくいったものに対してはイケア効果は強く表れる。一方で、関与が一部に限定されていたり、関与したが失敗したものに対しては、イケア効果は表れにくい。

        IKEA効果とは  より引用


カワウの影響でひどい時期もあったけど、それでもこの川に来てしまうのは、自分で(本から)めっけて、コツコツ釣り場開拓してきたからなんだろう。こういうのはIKEA効果みたいなもんなんであろう。妻や副会長はそんなに高い評価でもないようだし。

出ればでかい。ただ9寸クラスは滅多に出ないかな。いるんだろうけど。

あと去年来なかっただけなのに随分川の流れ変わってたけど、なんか大水出てた?


さて入渓

高速降りてコンビニで昼飯買って川に着くと、一番乗りだった。

上流側の橋の上からはヒゲナガがちょっと見えた。もう出てるのか。ただライズに繋がるのかどうかは不明。

さっそく本命の流れに入渓するが、全く魚の反応がない。しかしイブニング近くまでこうだったってことは何回かあるので全く動じない。

それよりすごく虫が飛んでるな。スピナー、なんかのダン、そして 

水面をパタパタしながら流下してきたシナモンカディス。ならば、とフライ交換。叩いて行ったら反応あった。

「ピシッ」っと言う鋭いライズもある。このフライで間違いない。同じランをもう一度流すとゆっくり食ってきた。

「待ってたぜェ!!この瞬間(とき)をよぉ!!」

光っちゃってるけど、いいヤマメだ。 

ええと、小さい位置が4つくらい顔出してる奥の流れで本筋の福筋的な流れから。


荏原氏「おー、でたかー。」

私「けっこうカディス出てましたね。5年くらい前のGW遠征した時もライズ全然なくって、叩き上がっても反応なかったんですが、たまたま使ってた小さいクリップルで1匹釣れて、それでストマックポンプ使ってみたらカディスピューパ食ってた、なんて時があったんで、今回もそんな感じかなと思ったらやっぱりそんな感じでしたね。やっぱりツルシなんですよ。だけどほんとはグリーンボディではなくてオレンジボディでしたかね!(超早口)」

荏原氏「お、おう。」

荏原氏「ボディの色はトーンが合ってりゃいいんじゃね?」

フローティング・スパークル・カディス・ピューパ。

サンキュー、ラフォンテーン。

なんとなく補充していた。
これはTMC2488の14番かな。このくらいのはそラックスにパートリッジ不要で良いとしている(工数削減のため)。12番だとつけた方がいいと思っているけどそういや先週巻いたのはつけるの忘れてた。

 

叩き上がるも反応なしのまま。虫出てるのになあ。カワウの影響か?

小さな堰堤下まできた。ここはなんか出そう。

荏原氏「あそこの石と後ろの石の間、あそこバブルラインができてるだろ。あそこ一等地だから魚つくとしたらそこだな。フライ投げてみなよ」

私「出ました。」 

 やはり

フローティング・スパークル・カディス・ピューパ。こいつが先発完投するとはな。

ちなみにこれがダメならCDCカディス、そしてトラップド・マシュマロ・カディスがリリーフとして控えていた。

【釣り】憲司郎さん太鼓判の釣れるトラップド・マシュマロ・カディスとは【タイイング 】

 

この中央のでかい石、そして奥の小さな石。この間のポイント。 


 あやしくて大きなプールへ

この川には馴染みの区間が3つほどあるがそこへ向かう途中怪しくて大きなプールがあった。
車を止めて覗き込むことしばし。

荏原氏「あの辺いいのがつきそうな感じだなー。あ、今ライズした」
わたし「けっこうやってますね。エルモンですかね」
荏原氏「エルモンぽいねー」

ロッドを携えて川に降りた。まだライズしてるな。でかいぞ。
陸っぱりから狙う私、バックキャストでフライを引っ掛けた。

荏原氏「こっちから狙うんだよ」
川に入ってそっと後ろの岩からキャスト。

 魚をうまくあしらいながら私の貸したネットにイン。


荏原氏「ニジマスだ。ローリングしないからおかしいと思ったんだよな」

 ライズはまだほかにもある。

全部ニジマスってことはないよなあ。っていうかこの川でニジマスって聞いたことないんだけど、ヒレ見る限り成魚放流ではなさそうだ。


ま、とにかくさっきのニジマスライズのちょい上流のライズを狙うと

食ったー!

けっこう体高のあるヤマメ! 

25センチってところかな。 

エルモンイマージャー。12番だったかな。 

あの辺だ。 


あの辺もあやしいんすよ

時間もあるのでいろいろなポイントをチェック。
過去に実績のあるポイントへ。

あ、ライズした。
フライ投げてみよっと。

釣れた〜。 

見えにくいけどバブルライン上どまんなかから。

それからはさっぱりで、一旦車に戻って橋の上からどうするか思案する。

橋の上からライズ発見


荏原さん「あそこでライズしてるな 」

私「してますね。どうします?」

荏原さん「行ってこいよ〜!」


下に降りるとまだライズは続いてる。もしかしたら2匹いるかな。

フライを投げるが無視。

もう一投、あ、本物の虫くった。

さらに一投。今度は無視。フライがあってないのかな。ライズはまだ激しくしてる。

水面直下で間違いない感じだ。

そしてキャスト。出ました。

けっこうでかいかも。

ぷりぷりじゃねーか。 

写真左奥のモジャモジャのちょい下流。 

フローティング・スパークル・カディス・ピューパ。頼もしいやつだ。


このあとあやしいプールに戻り、またライズを狙った。私の狙ってたのは沈黙し、荏原さんはシビアなライズするいやらしいやつをエルクへアカディスでネットインしてた。さすが。

このへんはE原さんのブログをどうぞ。



さらにその後イブニングで2箇所巡るもアタック4回。虫も少なくライズは皆無。

まだ季節が早いのかな。荏原さんとはまた来たいなと。5月中旬か、下旬か。ヒゲナガやモンカゲのまとまったハッチを探しにいきましょうね。でも今日みたいに何食ってるか明確な釣りはいままであんまりなかったかも。いつもより一週早く入って正解だった。しかしガイドの方が多く魚を釣ってしまうってのもどーなんだろうねw

それにしても買ったばかりのEverRodのM63F、こんなに開けた川で振るのは初めて。やっぱりいいね、ある程度ライン出してキャスティングするのは。うまく言語化できないけど「チョー気持ちイイ!」って感じですかね。


先日パーマークさんで行われた試投会でも一番人気だったというM63F。やっぱいいわ。

 

フライ回収棒研究所

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