【釣り】BCMCバイカラーマシュマロカディスを18番で巻く【タイイング】

2021/04/17

フライタイイング

t f B! P L
考えてみれば、20番以下の極小カディスを見て見ぬふりをしてきた釣り人生であった。
巻いたヨ!BCMC(バイカラーマシュマロカディス)。

 見るよねこんなカディスたち

いますね。葉っぱの上にたくさん。まとまったハッチがあったんだね。


このシチュエーション、けっこうある。
いるよね。交尾しているやつら。

しかしこういうの見てもフライをこのサイズのカディスフライにすることはあんまりなかった。というか極小カディスのフライってあんまり巻いてこなかったなと。

(ヒゲナガフライを除いて)カディスアダルトとして一番使用頻度の高いのはイワイスーパーカディスあたりで16番と14番がメインだし。マシュマロピューパとラフォンテーンのスパークルかディスピューパも16番が定番だあ。エルクヘアカディスとXカディスはカディスのイミテーションとしての使用よりもなんとなく効くかなって出番が多いし、それはだいたい12番14番だし。


魚体が水面上に大きく飛び出すロケットライズだったら迷わずカディスフライ使うんだけど、小さいメカディスが葉っぱについているのを見ても
「ほーん。最近ちいせえブラックカディスがハッチしたんやなあ(鼻ほじー)」って感じであんまり重要視してこなったのだ。だって18番以下のカディスアダルトって小さくてみにくくて、釣り上がりにくいじゃない(私がよく行く新潟県下越地方のフィールドあたりのことを言っています)。

しかし初夏に小さいヒラタカゲロウ類が蜘蛛の巣に引っかかってたらサイズのあった淡黄色のカゲロウフライを使うじゃないですか。だったら小さなカディスをまとまった数見かけたときには小さなカディスフライ使う必要あるじゃないですか。

はい。

小さめカディスで見やすいフライって言うとBCMC(バイカラーマシュマロカディス)が真っ先に思いついた。

って言うか以前に巻いていたけど、フライボックスのどこにあるかわかんなくなってしまっているのが問題なんだ。

じゃあ巻いていきましょう

レッツ・エンジョイ・タイイング〜♪
って言うか前も巻いていて記事にしていましたが。





フライの雑誌118号はシマザキ・マシュマロ・スタイル。
日本のフライ文化の最前線。
私の寄稿文も載っている一家に一冊マストバイ。



BCMCである。

ウイングはマシュマロウイング。インジケーターおよびレッグあたりを表現するボサボサはポリハックル。

ウィングもハックル部もポリプロピレンなのでよく浮き、水切れもいい。

スレッドでアイの背後にコブを作る
ビーズワックスや瞬間接着剤を効果的に使う

のがポイント

グレー2束とFLイエロー1束を切り出したら
(FLイエローはまさにこのフライのために購入していたんだ、たしか!)
シマザキビーズワックスでよくしごいて

ブラシなどでよくしごいて

フォーセップで挟んでヒートシール


斜め具合はこんなか
繰り返して作る。
あったよオポッサムが
ダビングしてーの
マシュマロウイングをフックの真上にまっすぐ止めるのがキモ。

ポリハックルをスレッドとダビング材で押さえ込んで真上にスタンダップさせる。
ポリハックルの黄色が真上を向くようにぐいぐいと調整する。きまったところで瞬間接着剤で固着だ。
これはうまく行った。
そしてマシュマロウイングの後ろ、下端から0.3ミリほどの位置でこれこみを入れて焦がしたところ(ヒートシールしたところ)のみをカットする。
するとばらけた部分ができるので左右に広げる。
これはスタビライザーでもありレッグでもあるのだ。詳しくはフライの雑誌118号の83ページを見るのだ。持ってなければすぐ発注するのだ。
はい!もうできた!
BCMCバイカラーマシュマロカディスが!
インジケーター部分がシナモン色のやつは2019年に巻いたもの(3つ巻いていたのが見つかった)。

瞬間接着剤
シマザキスーパーマルチグルーニードル
ビーズワックス

はあると効率的にタイイングできる。




フライ回収棒研究所

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