しかしこういうの見てもフライをこのサイズのカディスフライにすることはあんまりなかった。というか極小カディスのフライってあんまり巻いてこなかったなと。
(ヒゲナガフライを除いて)カディスアダルトとして一番使用頻度の高いのはイワイスーパーカディスあたりで16番と14番がメインだし。マシュマロピューパとラフォンテーンのスパークルかディスピューパも16番が定番だあ。エルクヘアカディスとXカディスはカディスのイミテーションとしての使用よりもなんとなく効くかなって出番が多いし、それはだいたい12番14番だし。
魚体が水面上に大きく飛び出すロケットライズだったら迷わずカディスフライ使うんだけど、小さいメカディスが葉っぱについているのを見ても
「ほーん。最近ちいせえブラックカディスがハッチしたんやなあ(鼻ほじー)」って感じであんまり重要視してこなったのだ。だって18番以下のカディスアダルトって小さくてみにくくて、釣り上がりにくいじゃない(私がよく行く新潟県下越地方のフィールドあたりのことを言っています)。
はい。
小さめカディスで見やすいフライって言うとBCMC(バイカラーマシュマロカディス)が真っ先に思いついた。
って言うか以前に巻いていたけど、フライボックスのどこにあるかわかんなくなってしまっているのが問題なんだ。
じゃあ巻いていきましょう
レッツ・エンジョイ・タイイング〜♪
って言うか前も巻いていて記事にしていましたが。
ウイングはマシュマロウイング。インジケーターおよびレッグあたりを表現するボサボサはポリハックル。
ウィングもハックル部もポリプロピレンなのでよく浮き、水切れもいい。
スレッドでアイの背後にコブを作る
ビーズワックスや瞬間接着剤を効果的に使う
のがポイント
グレー2束とFLイエロー1束を切り出したら
(FLイエローはまさにこのフライのために購入していたんだ、たしか!)シマザキビーズワックスでよくしごいて
ブラシなどでよくしごいて
フォーセップで挟んでヒートシール
そしてマシュマロウイングの後ろ、下端から0.3ミリほどの位置でこれこみを入れて焦がしたところ(ヒートシールしたところ)のみをカットする。
するとばらけた部分ができるので左右に広げる。
これはスタビライザーでもありレッグでもあるのだ。詳しくはフライの雑誌118号の83ページを見るのだ。持ってなければすぐ発注するのだ。
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