【釣り】フローティング・スパークル・カディス・ピューパを今巻いてみた2022【タイイング】

2022/02/20

フライタイイング

t f B! P L

 フライの雑誌124号に掲載されたフライですが

 前回の記事で書き忘れていたけど、今回のフライの雑誌の特集は北海道から沖縄まで。湖、フレッシュウォーター、ソルトウォーター。この20年で日本のフライフィッシングシーンというのはここまで広がったのかと改めて思う。

フライ人口ももうちっと増えるといいよなー。

フローティング・スパークル・カディス・ピューパを巻いていくが

オリジナルはゲイリー・ラフォンティーン氏なわけだけど、そラックスはもうちょっとプアな感じだったかな。パートリッジをつけるつけないはサイズによるのか。そしてフローティングパターンのウィングはエルクヘアだったんだろうか。

私の巻くスパークル・ピューパはレッグはなしでヘアズイヤを巻きつける。ウィングはCDCだ。これでガンガンに釣り上がるわけではないし。

去年のGWでも有効だった中型カディスに対するパターン。

なんでこの形になったんだったっけな。
マシュマロピューパの小さいのを巻いたのとの融合なのだったかな。
もしかしたらビジブルマシュマロピューパと混ざったのかな。
しかしこれ、去年の釣りでも有効であった。

フック TMC100BL-SP #16(ショートシャンクやカーブドシャンクよりもこれがバランスとりやすい感じだ)
スレッド タン(今回はダンビルかな?フラットになるのでマテリアルを巻き留めやすいような)
テイル?とオーバーボディ スパークルヤーンのタン(オリジナルはアントロンヤーン)
アブドメン Natures SpiritのEmergenceのCaddisGreen 
ソラックス ヘアズイヤ(というかヘアズマスクのオールミックス)

ヘアズマスクのオールミックスは安売りしているコーヒー豆の電動ブレンダーを買ってくるのがよいかもよ。


で、スパークルヤーンなんだけども

これどっちも「タン」なんだが、右の方が赤みが強い。
紫外線の具合なのかそれともロット違いなのか。
購入するときには気をつけたい。

テイル?ちょろっとだけスパークルヤーンをフライ後方に出す。これはどの文献見ても「ちょっとでいい」と書いてあるのでつけ過ぎに注意しよう。
で、オーバーボディ用のスパークルヤーンを取り付けてからアブドメンをダビングしていく。


アブドメンをダビングしたら(ちなみにダビング材の色、グリーンとオレンジを巻いておきたいと思っているけど、意外と色調は関係しないのかもしれない。経験上そんな気もしているのだが。これは個人的なテーマとして追っかけたいところ…どなたか答え知ってる?)

「餓狼伝」風にいうなら、これは虎王とおなじで、上の顎と下の顎をこう!
って感じで下からそして上からスパークルヤーンのオーバーボディを巻き止める。
バブルなきらめきだ。

これこれ!巻くたびに上手くなる。4本巻いてようやくなっとくのカタチに。

ソラックスにちょっとだけヘアズイヤのダビングを施してからCDCを巻き留めて
ここからしっかりとソラックスにヘアズイヤを。
はい!もうできた!
フローティング・スパークル・カディス・ピューパが!
ヘアズイヤってよく効くよね!

追記 220221
インジケータを獣毛ではなくCDCにしてる理由思い出した!エルクヘアとか完全に水を吸ってしまうとフライが乾きにくくて、結果フックのアイが錆びて埋まってしまうとか、フックの真ん中から錆びて折れてしまうとかがあるからだ。




フライ回収棒研究所

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