Googleトレンドっていうサービスがあります。
世界のGoogleで検索されたキーワードの“トレンド”をチェックできるという
使ってみるといろいろな発見ができたりする便利なツールなんですが、
フライフィッシングブログとしては、日本におけるフライフィッシングの盛り上がり具合を検索結果から読み取りたいと思った次第でして…
日本でのフライフィッシングの盛り上がり度合いを可視化
「フライフィッシング」という検索キーワードの人気度は…
はい!でました!
2005年度から --これは残念なことですが--
ずっと下降傾向であることがグラフから読み取れます。
下げ止まってきたのかな。
ある意味ようやく落ち着いてきたとも言えるのかもしれません。
年ごとに山が盛り上がっているのは渓流が解禁すると検索は増えて
禁漁になると検索は下がるということですかね。
2005年より前って言うと、結構川でフライフィッシャーに会う頻度が高かったような。
そして川端にはランドローバーのディスカバリーも多かった。
いまはどうでしょう。人気河川意外では川で人に会わなくなってないですか?
少なくともディスカバリーはガッツリ減りましたね(笑。
初期投資額がわりと大きめなフライフィッシングは
昨今の不景気で新規参入者が少なくなってきていることも容易に想像できます。
業界全体の高齢化も実際起きていることでしょう。良くも悪くも枯れてきています。
成熟というふうにも言えるのかもしれませんが。
産業としてみると市場の狭まりはいいとは言えないですね。
フライフィッシングvs狩猟 in Japan
Googleトレンドは複数のキーワードの比較もできます。
続いては「フライフィッシング」と「狩猟」を比べてみました。
差を開けられていますね、フライ。
2013秋くらいから狩猟に関する報道というのはチラチラ出ている印象あります。
グラフにもそれが現れています。
釣りvs狩猟 in world
世界全体ではどうなのか、
フライよりも幅の広い「fishing」そして「Hunting」で見てみると
おお、釣りの方が多い。そして主に北半球なんでしょうか
釣りは暖かいシーズンによく動くんですかね。
そして狩猟は冬の猟期にHuntingは盛り上がっているんでしょうね。
キレイに釣りと狩猟でピークが別れています。
これは面白い!
世界のフライフィッシング
ワールドワイドで見た時に、じゃあ釣りの中でもフライフィシングはどうなんでしょう。
はい!なんか点線になってしまいました!
これおまけで、「川ガール」「狩りガール」の比較。
川ガールは定着したと見ていいのでしょうか。
狩りガールはこの秋くらいから盛り上がっているようでs。
「狩猟女子」と「狩りガール」どっちが定着するのかも気になるところですね。
ってことでこういうことを考えました。
われわれは釣り産業を動かしている当事者なんです。
って私は思います。
トレンドの山を作っているのはわれわれ釣り人をおいてほかにいないです。
僕ら釣り人が釣り市場を支えているわけです。
また、川のこともよく知っているわけです。
ってことは僕らは情報を拡散して、消費して、
どんどん釣りをして行かなくてはならないんです。
それがうまく発信できれば、僕らの好きな川は変わって行く可能性があります。
少なくともこれははっきりしています。
何もしなければ何も変わらないし、むしろ悪くなって行く一方かも知れません…。
ちょっとまじめに締めてみました。
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