振り返ってみると、釣行回数を重ねた割には振るわない年だったかな。
2年連続のラニーニャ（え！？珍しいんじゃない？）は山の方にいっそう多くの雪を残したので、なかなか厳しいシーズン初めだった。
なかなか水が引かなかった春先。おかげで5月末で渇水する川はほとんどなかったけれども。
川によっては5月が終わるまで釣りにならないくらいの水量のところあったし。
そうそう、遠征では3年前の水害復旧工事で川が平らになってエルモンポイントが丸々消失とか、コロナの影響で放流施策が変更になってたりとかしてたりして。
妙に早い梅雨入りするもそれほど降らず梅雨明け宣言早かった（後で撤回された）。
7月と8月に２回の大雨。線状降水帯が直撃。とくに8月の方は荒川・三面川に甚大な被害。
ちょっと離れた川でもポイントが軒並み埋まっちゃうなど広範囲に影響が出た。
9月は残暑もさほどでもなく、かといって大物が出るわけでもなかったか。
ああそうだ、初秋の大物狙いの遠征に行かなかったんだなあ。
フライの集計
いつも通り釣れたフライを月毎に釣れた順に出していきます。同じ月で重複した場合は省略。サイズがわかるものはついでに記述。
3月
- アグリーニンフ#16
あらら、さすがラニーニャの春は山の積雪が多い！活性低いし水は多めだしなかなか厳しかったなあ。
よって3月の月間MVFはアグリーニンフ。
4月
【釣り】メイフライ混じりでいよいよ盛期か新潟春の小渓流【釣行記】
- オナシカワゲラパラシュート
- オールCDCダン
- ムアヘンパラシュート
- アダムスパラシュート
- あちさんのパラシュート
- ストレッチアイカザイム#14
- オオクマクリップル
- ライトケイヒルパラシュート
- ヘアウィングダン#16
越後の渓にようやく春が来たかって感じの4月。一気に初夏までダイナミックに季節の変化が感じられた。ハッチにあたればそのフライが効く。ってとこで4月のMVFはオールCDCダン、ムアヘンパラシュート、あちさんのパラシュートの３つの候補のうち、やはりインパクトがあったのはフライ回収棒で木に引っかかってた誰か（あちさん）のフライである「あちさんのフライ」かな！数としてはムアヘンパラシュートかもだけどこれはもう定番だし。
思えば春先の定番であるスタックサリーで釣ってない。これはオナシカワゲラ類だけがハッチする状況がなかったからだな。メイフライが出始めるとそっちにシフトしがちだし。
あちさんのフライは明るい色調のアブドメンにしたクイルボディパラシュート。ただソラックスとハックルは濃色系。自分ではやったことない組み合わせだったが、よく効いた。カワゲラでもメイフライでもって感じなのかな。
5月
【釣り】5月6日の釣りはオドリバエフライで2022【釣行記】
【釣り】5月8日源流チャレンジに失敗してからのボサッ川釣行マッチザハッチ【釣行記】
- クリップルダン#16
- スパークルピューパ#16
- アダムスパラ#14
- あちさんのパラシュート
- クイルボディパラシュート
- オドリバエ#17
- オオクマクリップル
- ヘアウィングダン#16
- Xカディス
- アグリーニンフ#14
- ツーハックルフライCDC
- クイルボディパラシュート（暗色ver.）
- ムアヘンパラシュート
- マシュマロクイーン#14 TMC226BL
- マシュマロのバイカラーでソラックスにハックリングしたフライ
さすがの5月は使ったフライの種類多いなあ。一番効いたっていったらヘアウィングダンの16番なのかな。しかしここは好きに選ばせてもらおう。「ツーハックルフライCDC」かな！
この辺だとコカゲロウを意識した釣りをすることって少ないんだけど、そういう局面で出したいフライ。今回はスローでシャローでスレたヤマメに効いた。
あれここでもスタックサリー（黄色）で釣ってない。そうだ。あんまりミドリカワゲラが食われている状況にあわなかったからか。なかなか珍しいシーズン。
6月
【釣り】マッチザハッチ、スペントのあとはカディスピューパ【釣行記】
【釣り】午後から振休でイワナのライズハンティングヒゲナガピューパ【釣行記】
- オールCDCダン
- グレースペントTMC212Y#13
- 黄色のスペントTMC212Y#17
- Xカディス
- スパークルピューパ#16
- マシュマロクイーン#14
- クイルボディパラシュート（暗色ver.）
- アグリーニンフ#14
- ヘアウィングダン#16
- オールCDCダン
- トラップド・マシュマロカディス
- シマザキ・エアウィング・カディストーン#10
- フォーム・レイヤード・ホローボディ・ヒゲナガピューパ
- M&E（マシュマロ＆エルクヘア）
- マシュマロウィングスペント#17
- 正調マシュマロピューパ（バラシ）
メイフライ・小型カディス・カワゲラ・ヒゲナガと百花繚乱な感じの6月。
スペントの有効性を実感できた。
それから遡上イワナとヒゲナガの釣りはいままで単発でやったことあったけど、ここまでまとまってたのは今年初めて。そしてマシュマロピューパのバラシは惜しかったなあ。ってことで
7月の月間MVFはスペントをおしのけてフォーム・レイヤード・ホローボディ・ヒゲナガピューパ。
ザバンと食ってきて、してやったり。7月
【釣り】イブニングのあの川は復活したのかどうか釣行【釣行記】
- クリンクハマー
- マシュマロピューパ#16
- べんじょアブ
- マシュマロパラビートルTMC113BLH#12
- ピーコックパラシュート#11と#13
これはピーコックパラシュートでしょう。これが何に見えるかっていうのは魚次第ってところはアグリーニンフと似ているかな。
ドリフトが重要ってのは分かってたつもりだったが、全然分かってなかったんだなあ。ロングドリフト超大事。
8月
【釣り】越後新潟源流アマゴ釣り。ようやく初めてアマゴ釣った【釣行記】
- ピーコックパラシュート#11
- パラシュートアント#17
- パラシュートアント#15
- ピーコックパラシュート#9
- べんじょアブ#13
- ピーコックパラシュート#13
- スパイダー
8月の月間MVFもピーコックパラシュート。しかしこの月のバージョンはハックルが20年以上前に買ったグリズリーのハックルだっていうこと。昔のハックルはファイバー長いのが取れるんだ。9月
【釣り】3連休1日目の釣りは…これフェーンの影響か？【釣行記】
【釣り】3連休2日目の釣りは…パラダイスを求めて…？【釣行記】
【釣り】3連休の3日目の釣りは…秋色ヤマメ釣れたけど【釣行記】
【釣り】2022シーズンラスト渓流釣行は色白ヤマメの渓へ【釣行記】
- ピーコックパラシュート#11
- べんじょアブ#13
- ピーコックパラシュート#13
- パラシュートアント#15
- スパイダーTMC212Y#15
- スパイダー（黒ボディ）
水害でポイントが埋まってしまった渓（とても悲しい…）に行くことが多かったのもあるのか、フライチョイスがだいぶシンプル化した月だった。シーズン末期の水生昆虫のハッチにも当たらなかったなあ。
うーん。8月のMVFはどれも決め手にかけるけど初めて巻いて初めて使った
黒ボディスパイダー（ハックルは古のファイバー長めハックル）かな。ってことでざっとまとめてみた。
あっという間の1年かなと思ってたけど、改めて振り返るとかなり濃いめの一年だったなあという印象。
年間MVFだけども
ここぞというときに安定した釣果。やっぱり透け感なんだろうか。ちなみによく言われているけどボディの色はグリーンでもオレンジでも効果についてはあまり変わらないと思います。ラ・フォンテーン本画出版されることはちょっとだけ考慮しての年間MVFだ。
冬の間に主要なフライはある程度巻いておこう。
それにしてもやはり振り返りって大事だね。
思い出したことがあればまた追記します。
あ、3年連続のラニーニャだってことで、来年も雪が多くて今年と同じような感じになりそう。
投稿
0 件のコメント:
コメントを投稿